ポジションを持ち過ぎないこと
スキャルピング手法においてポジションキープは短いほどいいといえます。当然デイトレードと比べて利食いの目安は低くなります。エントリーしたら即イグジッドできるくらいの決断力が必要です。1回の利幅はスプレッドに加えて1pipsでもいいのです。1回の注文で大きな利益を狙わないこと。ポジションを長く持てば持つほどリスクが高くなるからです。慣れるまでは枚数を少なくしましょう。
スキャルピングとは
ポジションキープの時間が非常に短いということがその大きな特徴です。時間にして数秒から数分ほど。1回の取引での利益幅は小さくても回数を重ねることで利益を積み上げます。以前はハイレバレッジでの取引が主流でしたが、規制により最大レバレッジが下がったため取引枚数の多さがポイントになります。
約定力
スキャルピング取引の手法では取引枚数が多くなりがちです。枚数が多いとFX業者によっては約定されない可能性があります。ここで大切になることが約定能力。約定率が高いということがスキャルピング手法の必須条件になります。約定拒否がないFX業者が利用できないときは、1回の注文数を少なくして注文回数を増やす必要があります。
低コスト
1回の利幅が小さいため、とにかくスプレッドが狭いFX業者を使わないと利益が少なくなります。ポイントとしては低スプレッドであることはもちろんのこと、最小スプレッドの掲示時間もチェックしましょう。またスリッページにも注意が必要です。スリッページとは価格がすべることで、FX会社によっては掲示スプレッドからずれた金額で約定することもあります。見かけの低スプレッドだけではなく、トータルで低コストとなるようなサービスを選んでください。
流動性が高い通貨ペアを選ぶ
流動性が低い通貨ペアで取引をしていると状況によっては注文が成立しない(=約定拒否)という可能性があります。またボラティリティが大きいため取引枚数が多いと損失が一気に膨らむことも考えられます。こういう通貨ペアはスプレッドも広い傾向にあるためスキャルピングには向きづらいといえます。
損失を考えて取引をしよう
とにかくできるだけリスクを少なくすること、損失を抑えることが特に大事な取引手法です。とにかくポジションキープの時間はできるだけ短く、利益が出たら即決済。損切りの判断も早くして手仕舞いしましょう。利益も決して欲張らないこと。1回の利幅は少なくても回数を重ねて利益を伸ばします。大勝ちが狙えても相場が反発したら即イグジッドするなど、とにかく損失を出さないことを第一に取り組みましょう。最初は枚数を少なく、十分に慣れてから取引枚数を増やしましょう。勝てるまでは1万通貨でいいでしょう。
- 1回の利幅は薄く、回数を重ねて利益を狙う
- ポジションキープはとにかく短く
- 損切りは素早く
これらを心がけると結果も変わってきます。
FX講座メニュー
当サイトには以下のコンテンツを用意しています。ぜひご覧ください。
- DMM FX
- 原則固定の低スプレッド。取引ツールも充実。iPhone・Androidなどモバイル環境あり。
- マネーパートナーズ
- 約定力No.1。スリッページもなしと本当の意味で低コストとなっています。指値において有利な価格で約定するなどトレーダーには有り難い。
- FXブロードネット
- スプレッドの狭さが魅力的。ツールの使いやすさもいいのでおすすめ。抑えておくべきFX会社の一つ。