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- 2011年10月の業界ニュース
店頭取引(OTC)と取引所取引の税制が一本化
2012年1月よりFX取引における税制改革が行われます。店頭取引(OTC)と取引所取引(くりっく365、大証FX)の税制が一本化され、くりっく365など取引所取引の優遇面がなくなります。今まで税制優遇があるからくりっく365を選んでいた方は注意が必要です。
主な変更点
今回の税制改革における主な変更点は以下になります。
- 「申告分離課税で、 税率は一律20%に」
所得額の大小にかかわらず、税率が一律20%となります。
※今までは15~50%となるので利益が多いと税率が高い状況でした。 - 「取引所における先物取引等と損益通算が可能」
各種所得にて発生した損失をその他の所得と合算し、控除が可能となります。
例)
今まではOTCでA社で100万円勝ち、B社で50万円負けた場合でも、100万円が対象でしたら、2012年1月からは損益を差し引いた50万円が対象になります。また、「金」「原油」といった商品先物取引や「日経225先物」の取引も対象になります。 - 「損失の繰越控除が3年間可能」
店頭FXにおける通年の損益がマイナス(損失)となった際に、その翌年以降3年間に渡り店頭FXおよび取引所先物取引等にて発生した利益から、この損失額を控除することが可能です。
※ただし損益がマイナスのときも確定申告をしておく必要があります。
2012年01月のFXニュース
その他FX業界のニュースを紹介します。
- 為替市場
- 円相場が1年で3円以上上昇
- 2011年は東日本大震災という未曾有の危機もありましたが、為替市場にも影響が現れています。2011年始めと年末を比べると円高が3円以上も進み、1ドル77円半ばという歴史的な水準で年越しをしました。この円高状況はしばらく続く見込みで反転する要素がありません。政府・日銀による円売りドル買いの市場介入もほとんど効果が見られず、2011年10月31日の1ドル=75円32銭を更新する可能性もあります。また世界的にも景気低迷がみられドル安の状況はまだ続く模様です。
- 最新キャンペーン情報
- 2012年1月のキャンペーン情報を更新
- FX情報のポータルサイト「比較プロフェッショナル」では2012年最新のキャンペーン情報を更新しています。2012年1月は特に目立った新キャンペーンもなく、前年を引き継いだものが多い状況です。FX業界はキャッシュバック金額が以前と比べて低い会社が多いのですが、そんな中FXトレード・フィナンシャルは引き続き最大50,000円のキャッシュバックキャンペーンを展開中です。こちらは要チェックといえます。
- DMM FX
- 原則固定の低スプレッド。取引ツールも充実。iPhone・Androidなどモバイル環境あり。
- マネーパートナーズ
- 約定力No.1。スリッページもなしと本当の意味で低コストとなっています。指値において有利な価格で約定するなどトレーダーには有り難い。
- FXブロードネット
- スプレッドの狭さが魅力的。ツールの使いやすさもいいのでおすすめ。抑えておくべきFX会社の一つ。