相場の力を見極める

実際にトレンドを掴むといっても慣れないとわかりづらいことでしょう。ここではトレンドの見方と方法について解説いたします。

トレンドの定義

まずはトレンドについて再定義します。当たり前のことかもしれませんが、確認のためにお許しください。

まずは上昇トレンド。安値・高値共に段階的に上がり全体的に右肩上がりとなっている状況を指します。上昇トレンド中にも一時的に価格が下がることがありますが、それでも前回の安値よりも下回らない状態になります。

反対に下降トレンドは高値・安値共に右肩下がりとなっている状況です。一時的な価格の上昇があっても前回の高値を上回ることはありません。

上昇・下降どちらともいえない状態をトレンドなし（＝レンジ相場）といいます。一定の範囲内で上下動している状態になり、高値・安値共に突き抜けることはありません。

コツとポイント

トレンドラインはまず市場原理を理解するとわかりやすくなります。

市場心理を読む

市場に参加している投資家はみんな買うときは安く、売るときは高くと考えています。当たり前のことですが、大前提として頭に入れておいてください。

上昇トレンドであれば安値は段々上がっていきます。ここで買いを入れようとする人は通常前回の安値付近で買いたいと考えます。しかし前回の安値よりも高い価格で安値が止まります。これは前回の安値よりも高い値段でも買いたいという人が市場参加者にいるということになります。また次回もさらに高い位置で安値が止まります。このように上昇トレンドにおいては高くても買いたいという市場の流れを感じることができます。下降トレンドはこの反対の流れになります。

トレンドラインの引き方

ラインの引き方自体は難しくありません。チャート上の二点以上の高値または安値を結ぶだけです。このとき高値（または安値）の数が多い方が信頼性が高いラインとなります。

ブレイクアウト手法

左図のように下降トレンドのレジスタンスラインの高値を突き抜けたらトレンド転換のシグナルといえます。エントリーチャンスではありますが、左図チャートのように長い期間持続しないこともあるので注意が必要です。

DMM FX: 原則固定の低スプレッド。取引ツールも充実。iPhone・Androidなどモバイル環境あり。

マネーパートナーズ: 約定力No.1。スリッページもなしと本当の意味で低コストとなっています。指値において有利な価格で約定するなどトレーダーには有り難い。

FXブロードネット: スプレッドの狭さが魅力的。ツールの使いやすさもいいのでおすすめ。抑えておくべきFX会社の一つ。